大学のサークルで初めて演劇に触れて以来二十数年。劇団アマヤドリで作・演出を手がける主宰の広田淳一(44)は、「多くの人と作る楽しさ」を味わい続け、演劇にのめり込んだ。けいこ場を訪れた日も、俳優たちと討論を重ねながら台本を練り上げる広田の姿があった。
「いい戯曲を書くことが秩序だとすると、役者と一緒に作ることは誤解やハプニングを生み、個別の表現がぶつかり合うカオスになる。そんな『秩序立てられたカオス』を追求している」と言う。
2001年に前身の劇団を在学中に旗揚げし、12年にアマヤドリと改称。団員は現在約20人。年1、2回の本公演と、自分たちが面白いと思うものを実験的に行う「みちくさ公演」がある。今作「代わりの男のその代わり」はみちくさ公演で、ダブルキャストによる3人芝居。誰にも言えないような個人的な体験を起点とし、生活と追憶、愛情と裏切りなどの間にまたがるイメージの連鎖を描く。28日~10月6日、拠点である東京都豊島区池袋3の「スタジオ空洞」。問い合わせは劇団=(電)090(2936)2116。 (五十住和樹)
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