山形県鶴岡市で地元の小学生たちが砂浜の砂で動物などを自由に作る造形大会が行われ、ことしはクジラや海ガメなど３つの作品を作り上げました。
この造形大会は鶴岡市の湯野浜小学校が毎年行っている恒例行事でことしで４６回目です。
小学校の裏にある砂浜には全校生徒およそ１００人が集まり、３つの班にわかれて午前９時ごろから砂の作品作りに取りかかりました。
児童たちはスコップやシャベルを使って砂を盛り上げて、水をかけて固めたり削ったりしながら形を整えていきました。
およそ１時間半ほどで作品の形が整うと、形崩れしにくくなるように液体のりをかけて固めて仕上げ、児童たちは、完成した「クジラ」と「海ガメ」それに「ラッコ」の３つの作品の前で記念撮影をしていました。
１４日の鶴岡市は午前中から晴れて日ざしが強く、児童たちは熱中症予防のため、こまめに休憩を取ってテントで休んだり水を飲んだりしていました。
参加した児童は「クジラのヒレを作りました。結構うまくできた」とか「ことしは今までの大会で一番暑かった」などと話していました。
児童が作った作品は、今後しばらくの間、鶴岡市の湯野浜海岸に設置され、誰でも見ることができるということです。
September 14, 2023 at 12:20PM
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