サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大会で優勝候補に挙げられるのがフランス代表だ。2連覇を達成すれば60年ぶり3チーム目の快挙になる。代表チームを、フランスの人びと、社会はどう見ているのだろうか。フランス1部の名門パリ・サンジェルマン（PSG）の育成組織に所属した経歴があり、現在は映画監督として活躍するスローニー・ソウさん（53）に聞いた。
「まさに陰と陽が現れた」フランスW杯と日韓W杯
セネガル系2世でパリ生まれのソウさんは、1986～90年にPSGユースに所属し、いまもクラブとつながりが深い。プロ選手になるのを断念した後は、芸能界入りして歌手や役者を経て、映画監督に。最新作の日仏合作「UMAMI」（日本未公開）は、ゴールデングローブ賞俳優のジェラール・ドパルデューを主演に、その周りを小泉今日子、長塚京三、柄本明ら日本の名優が固める。
フランスは多様なルーツや背景を持つ選手が混ざり合うことで強さを増してきた。そんなチームへのまなざしについて、ソウさんは大きく二つに分かれると話す。
「いろんな人に若いときから…
December 09, 2022 at 06:01PM
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サッカーも映画もチームで作る 「氷と火」混ざり合うフランスの強さ：朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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