この10年で野党の細分化が進み、政権交代の兆しが見えないなか、野党第1党はどうあるべきなのか。民主党政権で財務相などを歴任して与党の立場から自民党と向き合い、今は野党の国会対策委員長として自民と対峙(たいじ)している立憲民主党の安住淳国会対策委員長はどう考えているのか。
安住氏は「選挙に勝っても負けても、米国のように与野党が伯仲しているのがいい」との理想像を掲げる一方、いまの選挙制度では「与野党伯仲にはならないという欠点がある」と指摘しました。
――民主政権では国対委員長、財務相など枢要な立場にいました。なぜ民主は、3年3カ月の短命で終わったと思いますか。
「政権維持に不可欠なことは、党内で離党者を出さずにまとまっていくこと。まとまることができない、手に負えない政策に挑んだはいいが、その後の後遺症の大きさに思いが至らなかった。トータルで言えば未熟、経験不足で政権を短命に終わらせてしまった」
――党内を二分した政策とは何ですか。
「『社会保障と税の一体改革』。社会保障改革案とともに、財源を賄うための増税策も示そうとしました。ただ、これに伴う消費増税の是非で党内を二分してしまった。このテーマはあまりにも重すぎた」
――そうした与党時代の経験は、野党の今も生かされていますか。
「次に与党になるときに、初…
March 23, 2023 at 04:00AM
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「固まり作るのが野党第1党」 立憲・安住氏が語る民主党の「教訓 ... - 朝日新聞デジタル
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